不動産の価格ってどこでみるの？

不動産の価格には大きく３種類あります。不動産屋が見積もる「査定価格」、不動産の持ち主が決める「売り出し価格」、実際に売れたときの「売却価格」です。
それぞれの違いについて、下記にご紹介します。

査定価格

不動産屋が売却の対象となる不動産にどのくらいの価値があるかを見積って出される価格です。基本的にこの査定価格については下記によって決められます。

土地の路線価と面積
どこにある不動産か（所在地）
売却する不動産近辺の過去の売買実績
土地の上の建物の有無や状況など

どこの不動産屋に依頼するかで、査定価格は大きく変わってくる場合もありますので、複数の不動産屋に見積りを依頼するのが一般的です。

売り出し価格

売却する不動産をいくらで売るのか、これが「売り出し価格」です。売り出し価格は、不動産の持ち主が値段を決めます。査定価格から大きく離れた売り出し価格を設定してしまうと買主がつきませんので、不動産屋が出した査定額などを踏まえて適切な売り出し価格を決めます。
ただし、売り出し価格は買主が値下げ交渉をしてくると考えて、多少は高めの価格設定でも良いでしょう。