焼津の方から頂いた相続についてのご相談
2017年05月19日
Q:遺産は実家だけだが、分割協議がまとまらない(焼津)
母が亡くなり、相続する遺産は実家だけになります。生前、一緒に実家で暮らし母の面倒を見ていたのも自分の家族なので実家の名義は私にするつもりでいました。しかし、実家を離れた兄弟から平等に相続を、との話をされ困っています。どのような方法であれば争いもなく相続が出来るでしょうか。
トラブルになりやすい実家の相続
このパターンの相続は、よく相続のトラブルとしてご相談を多く頂きます。
実家でお母様と同居をしていたのであれば、兄がすべて相続をし、弟に対しては相続分に値する現金(代償金)を支払い調整をする方法があります。兄弟で共有名義にして共有の財産とする事もできますが、兄がそのまま住み続けるという事であれば弟が共有で名義人となっても何のメリットもありません。ですでの、代償金という形で弟へ現金を支払い相続内容を平等にする、という方法がよく利用されます。しかし、代償金の支払いの為に大きな支払いが必要となりますし、その代償金の支払いが不能という事になれば兄弟間の争いが大きくなる事は必至になります。兄弟での争いやトラブルを避ける為にも、兄弟で十分に話し合いをしていく事が重要なポイントになります。
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「生前対策まるわかりBOOK」に静岡の専門家として紹介されました
当プラザを運営しております司法書士法人みらいふ 行政書士事務所みらいふ代表小寺が「生前対策まるわかりBOOK」に静岡の専門家として紹介されました。