島田の方より相続に関するお問い合わせ
2021年03月02日
Q:父親が亡くなり、遺産分割について相続人同士で話し合いが済みました。遺産分割協議書を作る必要があるのか司法書士の先生にご相談です。(島田)
はじめてご相談させていただきます。私は島田に住んでいる主婦ですが、長年闘病していた父親が先日島田市内の病院で息を引き取りました。82歳でしたので、親族もある程度覚悟はしていましたが、いざとなると悲しんでいる余裕のないほどやらなければならないことが多く、父が亡くなったことを実感する余裕がないことに驚いています。葬儀を終え、遺品整理をおこなって、遺言書がないことは確認済みです。財産調査では、現金と自宅不動産しか見つかりませんでした。相続人は私と弟の2人のみで、遺産分割協議というほど大袈裟なものではないですが、先日遺産分割についての話し合いは終えました。借金もなく、このまま手続きを終えたいと思っています。遺産分割協議書は必ず作成しなければいけませんか?(島田)
A:遺産分割協議書は今後の手続きにおいて必要となることがあるので、作成し保管しておきましょう。
まず遺産分割協議書とは、被相続人の戸籍調査から確定した相続人全員で、遺産分割についての話し合い(遺産分割協議)を行い合意した内容を書面にとりまとめたものを言います。この遺産分割協議書は相続遺産に不動産などが含まれる場合、名義変更等の手続きに必要となります。また、話し合いで合意した内容を将来的に確認したい時や、内容について相続人同士で解釈の違いなどがあり争いに発展してしまった際に書面として確認するために必要になります。遺産分割協議書は全相続人の署名、実印にて押印を行う法的に有効となる書類ですのでぜひ作成しておきましょう。
【遺言書がない場合の相続手続きにおいて、遺産分割協議書が必要になるケース】
・不動産の相続登記
・相続税の申告
・金融機関の預金口座が多い場合(遺産分割協議書がないと、全ての金融機関の所定用紙に相続人全員の署名押印が必要)
・相続人間のトラブルが予想される場合
島田の皆様、相続は人生のうち何度も経験することではなく、不安を覚えるのは普通のことですのでご安心ください。静岡相続遺言プラザでは、相続の専門家である所員一同で島田の皆さまの相続のお手伝いをさせて頂きます。相続は面倒な手続きも多く、相続人の調査、財産の調査等、思うように進まず時間がかかってしまう場合もございます。島田近隣にお住まいの方で相続に関してお困り事がございましたら、まずは静岡相続遺言プラザの無料相談をご活用ください。島田にお住まいのご相談者様のご状況にあわせて、様々なご提案をさせて頂きます。島田の皆様からのご連絡をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
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当プラザを運営しております司法書士法人みらいふ 行政書士事務所みらいふ代表小寺が「生前対策まるわかりBOOK」に静岡の専門家として紹介されました。