相続遺言に関するご相談事例をご紹介いたします。

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島田の方より遺産相続についてのご相談

2018年08月01日

Q:初めての相続手続きで不安だらけです。まずは何から始めるべき?(島田)

先日、島田に住む父が亡くなり、近くに住む長男の私が相続手続きを進めることになりました。母は入院中、他の兄弟は遠方に住んでいるため、なかなか顔を合わせての相談ができません。私にとって初めての相続手続きで何から手を付けていいのかもわからない状況です。父には自宅不動産の他にいくつかの不動産を所有していたようですし、預貯金も不明です。何をどのように進めればいいのでしょうか?(島田)

 

A:まずは、相続人は誰か、相続財産には何がいくらあるのかを確定します

初めての相続手続きでご不安も大きいかと思います。相続の手続きの流れには様々ありますが、まずは「誰が相続人なのか」と「相続する財産には何がどのくらいあるのか」を調べることから始めるとスムーズです。

「誰が相続人なのか」は、被相続人の出生から死亡までの戸籍を全て取り寄せて、そこから法定相続人を調べます。誰が相続人かは調べなくともわかることだと思われがちですが、被相続人に認知した子や養子縁組をした人がいるケースも考えられます。

また、この被相続人の戸籍謄本は金融機関等の手続きの際に提出しなくてはならないので、相続手続きを進めるにあたって大変重要な書類と言えます。

「相続する財産には何がどのくらいあるのか」を把握するためには、被相続人の財産の調査と鑑定が必要です。財産の内容がはっきりしないままでは遺産分割協議ができません。不動産、預貯金、株など、家族の中で知っている情報を出しあって調べていきます。被相続人宛ての銀行からの郵便物等から預金の預け先がわかることもあります。財産調査は財産の種類や調査方法も様々なので相続手続きの中でも手間と時間がかかる作業です。

相続手続きの流れや財産調査、戸籍収集についてご不安な点があるときは専門家へ相談されることをおすすめします。

 

静岡相続遺言相談プラザでは、相続手続きの経験豊富な専門家がご相談にお答えしています。初回のご相談は完全無料でお受けしておりますのでお気軽にご連絡ください。

藤枝の方より遺産相続についてのご相談

2018年08月01日

Q:祖父の借金を母が相続放棄したら孫の私が支払うのでしょうか?(藤枝)

先月祖父が亡くなりました。葬儀のときに祖父には借金があることを知らされました。相続人である母は、相続放棄をすると言っていますが、急いでいる様子がなく、まだ手続きできていないようです。相続放棄の手続きに期限はないのでしょうか? また、母が相続放棄をした場合は孫である私がその借金を払わなければならないのでしょうか?(藤枝)

 

相続放棄をした場合、代襲相続されないので借金を支払うことにはなりません

お母様が相続放棄をした場合、ご相談者様が祖父様の借金を支払うことにはなりません。なぜならば、相続人であるお母様が相続放棄をすると「お母様は相続人ではない」とみなされ、そもそもお母様には相続権がなくなります。ですので、お母様の相続権が子である相談者様に移るということは起こり得ません。

ただ、相続放棄の申立は原則的に相続開始後3ヵ月以内にしなければなりません。祖父様が亡くなられたのが先月ということですので、お母様はなるべく急いで準備に取り掛かった方がいいでしょう。相続財産が多岐ににわたり、相続放棄するかどうかの判断が3ヵ月以内にできない場合は、家庭裁判所に熟慮期間の伸長の申立てをすることができます。

相続放棄について少しでも疑問や不安があれば、静岡相続遺言相談プラザにご相談ください。初回のご相談は完全無料でお受けしております。

焼津の方より遺言書についてのご相談

2018年07月12日

Q:家業を継ぐ長男に家も店も相続させたいが遺言書は必要ですか?(焼津)

私は焼津で飲食店を営んでいます。三人の息子がいますが、長男は今東京の飲食店で修行中で、修行が終わったら私の店で一緒に働きたい、将来的には店を継ぎたいと言ってくれています。ですので、私の家や店はすべて長男に相続させたいと考えています。なぜなら、私には現金の貯蓄は無く、あるのはお店とお店の隣に建つ小さな自宅のみです。もし、他の兄弟と遺産を分け合うことになれば、家業を続けていくことは不可能だと思います。次男三男には日ごろから、お兄ちゃんが家業を継ぐのだから、店も自宅も全部相続してもらうよと言い聞かせているので相続トラブルなどは起こらないとは思いますが、遺言書も必要でしょうか?(焼津)

トラブルになる可能性は低いと思われても遺言書は遺したほうがいいでしょう

生前はご兄弟の仲に問題は無くても相続がきっかけで激しくぶつかることもあるのが現実です。遺言書ですべてのトラブルの元を消すことはできませんが、確実にトラブルの元を減らすことはできます。

遺産はお店と自宅のみとのことですが、遺言書に「すべての財産を、家業を継いだ長男に渡す」とあれば、万が一、弟たちが遺留分を請求しても、家業を続けられる財産を残すことができるかもしれません。でも遺言書がなければ、法定相続分が二人の弟に渡るかもしれません。そうなればご長男が家業を続けることは難しいでしょう。

自分の相続が原因で遺された子供たちが争うなんてとても悲しいことです。ご家族を守るためにも遺言書の作成をお勧めします。

遺言書の作成でわからないことがあれば、専門家へ相談することをおすすめします。遺言書は作成の仕方によっては無効になってしまうこともあります。

静岡相続遺言相談プラザでは、相続の専門家として遺言書のアドバイスや手続きのお手伝いをさせて頂いております。焼津近隣にお住まいの方はお気軽にお問合せください。初回の無料相談から丁寧にご対応をさせて頂きます。

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