相続遺言に関するご相談事例をご紹介いたします。

相続手続き

島田の方より相続に関するご相談

2023年02月02日

Q:相続財産を調べたいのですが銀行の通帳が見つからないため、司法書士の先生にご相談したいです。(島田)

島田在住の50代女性です。島田市内の病院に長期入院していた父が先日亡くなりました。母はもう数年前に他界しておりますため、相続人にあたるのは私と弟の二人ということになります。葬儀も終え、一旦落ち着いてまいりましたので、相続手続きの準備をはじめました。

父の相続財産を調べていたところ、退職金をいれているはずの口座がみつかりません。通帳も銀行のカードも見当たらないのですが、半年前の時点では「あのお金にはまだ手をつけていない」と話していたため、どこかにはあるはずです。銀行名くらいは知っているだろうと思い弟に聞いてみましたが、彼も知らないと言います。どの銀行なのか、どの口座にいくら残っているのか、私たち遺族が調べることは可能なのでしょうか。なお遺言書は発見されませんでした。(島田)

 

A:戸籍謄本を用意すれば、銀行から残高証明書を取り寄せることができます。

相続人が銀行に対し、故人の口座の有無、また口座の残高証明や取引履歴などの情報開示を求めることは可能です。ただし、相続人であることを証明するために戸籍謄本を提出しなければなりませんので、事前に準備しておきましょう。

その前にまずは、亡くなられたお父様が終活ノート等を遺されていないかどうかをご確認ください。通帳などの情報をどこかにまとめてメモされていることがあります。そのような記載が見つからない場合は、再度遺品整理をして通帳やキャッシュカードを探します。それもうまくいかないようでしたら、銀行からの郵便物や、カレンダーやタオルなどの粗品を手がかりにし、金融機関に問い合わせをしてみてください。

残念ながらそうしたものも自宅から発見されないときは、ご自宅や会社の周辺などお父様の生活圏内にある銀行等をひとつずつあたってみましょう。

 

相続は複雑な手続きも多く、手間もかかるため、ご遺族の方々にとって重い負担となりがちです。戸籍の収集や相続人の調査、今回のご相談事例のような相続財産の調査に関することなど、相続についてのお悩みは静岡相続遺言相談プラザにおまかせください。島田エリアの地域事情にも詳しい専門家がみなさまのご事情を丁寧にお伺いし、徹底的にサポートさせていただきます。はじめてのご相談は無料ですので、是非お気軽にご利用くださいませ。島田にお住まいのみなさまからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

島田の方より相続のご相談

2023年01月06日

離婚歴があります。私の相続の際、前妻は相続人になりますか?(島田)

島田出身の私は、30年前に結婚した当時の妻とは8年前に離婚をしています。現在は内縁の妻と、島田に住んでいます。前妻との間にも、現在の内縁の妻との間にも子供はおりません。色々と事情があって別れた前妻ですので、万が一私に何かあった場合に前妻に財産がいくことはなるべく避けたいのですが、そもそも私の相続の際の相続人は誰になるのでしょうか。(島田)

離婚した前の奥様は相続人ではありません。

まず、離婚した前の奥様は、ご相談者様の相続が発生した際の相続人にはなりませんのでご安心ください。また前妻様との間にお子様もいらっしゃらないという事ですので、前妻様に関係する人物には相続人はいない事になります。
さらに申しますと、現在島田で一緒にお住まいの内縁の奥様にも相続権はありません。ご自身の財産を内縁の奥様に相続させたいというご意向がある場合には、今のままでは内縁の奥様に何も残せないという状況になってしまいますので、なんらかの生前対策を行う必要があります。

ご相談者様の相続人が誰になるかといいますと、法定相続人は下記のようになりますので、ご参考ください。
配偶者:常に相続人
第一順位:子供や孫(直系卑属)
第二順位:父母(直系尊属)
第三順位:兄弟姉妹(傍系血族)
※配偶者は常に法定相続人となり、順位が上位の方が既に死亡している場合にのみ、次の順位の人が法定相続人となります。

ご相談者様の相続の際、上記に該当する人がいない場合には特別縁故者に対しての財産分与制度を使用する事で財産の一部を内縁者様が受け取る事が可能になるケースがあります。この特別縁故者の制度を利用する為には、内縁者様が裁判所へと申立てをする必要があります。そしてそれが認められなければ、内縁者様が財産を受け取ることはできません。もし、ご相談者様が内縁者様へ財産を残したいというご意向がある場合には、内縁者様のためにも遺言書で遺贈の意思を主張しておくとよいでしょう。このような遺言書を作成する際には、法的により確実な公正証書遺言で作成する事をおすすめいたします。

 

島田にお住まいで、相続についてのご相談や法的に有効な遺言書を作成したいという方は静岡相続遺言相談プラザまでお気軽にお問合せください。初回は完全に無料でご相談者様のご相談をお伺いさせていただいております。島田で相続・遺言に関するご相談なら、島田近郊で実績豊富な静岡相続遺言相談プラザにお任せください。
 

島田の方より相続のご相談

2022年12月02日

相続手続きについて司法書士の先生にお伺いします。

島田在住の主婦です。先日、夫が亡くなりました。夫は50代でこれまでほとんど病気をしたことがありませんでした。そんな夫が急死しました。これまでお互いの相続の事について夫と話したこともなく、相続手続きについて何から手をつけたらよいか分からず、途方に暮れています。私の分かる範囲ですと、夫の財産は今も私が住んでいる島田の自宅と夫の父から相続した島田にあるアパートと数百万の預貯金です。私は相続については無知ですので、相続手続きの流れについて教えていただきたいです。(島田)

相続手続きは複雑です。ご不安な方は専門家にご相談ください。

まず、相続手続きの流れについてお伝えします。相続が発生したら、被相続人が遺言書を遺していないかを確認します。遺言書がある場合には、遺言書の内容に沿って相続することが最優先となりますので、旦那様の遺品整理の際必ずご確認ください。

遺言書が見つからなかった場合には相続人の調査を行います。相続人は、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を取得することによって確認することができます。この際、相続人の戸籍謄本も相続手続きの際必要になる場面がありますので、同時に取り寄せておきましょう。

戸籍謄本から相続人が確定できたら、被相続人の相続財産の調査を行います。旦那様の所有している不動産の登記事項証明書、固定資産税の納税通知書、銀行の通帳等を確認します。これらの書類をもとに、相続財産目録を作成します。相続財産目録とは、相続財産の内容をまとめて分かりやすく一覧にしたものです。

相続人と相続財産が確定できたら、財産の相続方法を決めます。相続放棄や限定承認をする場合には“自己のために相続が発生したことを知った日(通常は被相続人の死亡日)から3ヶ月以内”に手続きを行います。

次に、相続人全員で遺産の分割方法について話しあいます。これを遺産分割協議といいます。遺産の分割方法が決まったら、その内容を遺産分割協議書にまとめます。作成した遺産分割協議書に相続人全員が署名・押印をします。この遺産分割協議書は不動産の名義変更を行う際に必要となり、被相続人の預貯金を引き出す際にも金融機関によっては必要になる場合があります。

相続財産の分割方法が決まったら、財産の名義変更を行います。

これらの相続手続きは期限があるものもあり、知識がない方が自分で行うと、複雑な手続きに直面した際にご自身で解決するのが困難になります。

ご不安な方は相続手続きの専門家にご相談されることをおすすめいたします。

静岡相続遺言相談プラザでは、相続手続きに特化した専門家が島田の皆様の相続をサポートいたします。島田で相続手続きなら静岡相続遺言相談プラザにお任せください。初回は完全に無料でご相談いただけますので、どうぞお気軽に当プラザへお越しください。まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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