相談事例

焼津の方より相続についてご相談

2021年09月01日

Q:亡くなった父から不動産を相続することになりました。司法書士の先生、不動産の名義変更について教えてください。(焼津)

司法書士の先生、どうかお力を貸してください。
先日のことですが焼津の実家で一緒に暮らしていた父が亡くなり、私と弟の二人で焼津市内にある葬儀場で無事に葬式を済ませました。
少し落ち着いてから相続手続きを始めようということになりましたが、そこで問題となっているのが父名義の不動産です。
父が複数所有していた焼津の不動産は、長女である私が相続することになりました。
ですがまったくといって良いほど相続に関する知識がなく、初歩的なことすらわからずに困り果てています。
不動産を相続した場合、名義変更が必要になるという話を聞いたことはありますが、その流れについて教えていただけると助かります。(焼津)

A:相続した不動産の名義変更をする場合、まずは相続人全員で遺産分割協議を行います。

不動産の名義変更についての流れとして、まず行うことになるのが相続人全員での遺産分割協議です。
この遺産分割協議において分割方法がまとまり、相続財産である不動産の所有権がお父様からご相談者様に移った時に、所有権移転の登記等の名義変更手続きを行うことになります。
相続した不動産の名義変更をする際の大まかな流れについては以下の通りです。

〔名義変更手続きの流れ〕

1:相続人全員で遺産分割協議を実施
話し合いにより相続した不動産の分割方法が決定したら遺産分割協議書を作成し、相続人全員で署名・押印(実印)をします。

2:名義変更の申請を行う際に添付する必要書類の用意

  • 法定相続人全員の戸籍謄本
  • 被相続人の出生から亡くなるまでの連続した戸籍謄本等
  • 住民票(被相続人の除票および相続する人の分)
  • 名義変更をする不動産の固定資産評価証明書
  • 相続関係説明図 等

3:登記申請書の作成

4:名義変更の申請で必要となる書類を、不動産の住所地を所管する法務局へ提出

不動産の名義変更については現状、期限は定められていませんが、2024年頃を目途に登記の義務化が施行されるとのことです。不動産の名義がお父様のままですとご相談者様は所有権を主張することができない、すぐに売却できないなどの不都合があります。こうしたことからも相続財産として不動産を取得した際は、速やかに名義変更の手続きを進めることをおすすめいたします。

一見すると簡単に思われる不動産の名義変更手続きですが、ご相談者様のように専門知識がなく初歩的なこともわからない場合には必要書類をそろえるにも時間や労力を要してしまうかもしれません。

現在、相続手続きを進めているなかで「早く手続きを済ませたい」「自分でやるのは大変」などとお考えの焼津の皆様におかれましては、静岡相続遺言相談プラザの無料相談をぜひご利用ください。
静岡相続遺言相談プラザでは、焼津ならびに焼津周辺の皆様の頼れる専門家として、相続・遺言書作成に関するお悩みやお困り事の解決を全力でサポートしております。
焼津ならびに焼津周辺の皆様、まずはお気軽に静岡相続遺言相談プラザまでお問い合わせください。

初回のご相談は、こちらからご予約ください

0547-30-4010

初回の無料相談実施中!

  • 事務所へのアクセス
  • 事務所案内

「生前対策まるわかりBOOK」に静岡の専門家として紹介されました

生前対策まるわかりブック静岡の専門家

当プラザを運営しております司法書士法人みらいふ 行政書士事務所みらいふ代表小寺が「生前対策まるわかりBOOK」に静岡の専門家として紹介されました。

相談事例Q&A

ご相談事例Q&A形式でご紹介いたします

  • Q&A一覧
  • テーマ別
  • 地域別